2016年5月9日月曜日

ATATA 『JOY』Release Tour 2016 -WE ARE ATATA ARMY!!! IN JAPAN!!!- に行ってきた


4/22に行われたATATAのフリーワンマンライブに行ってきました。場所はATATAのホーム新代田FEVER。お昼のライブです。

今回は”ATATA『JOY』Release Tour 2016 -WE ARE ATATA ARMY!!! IN JAPAN!!!-”と題した前代未聞のフリーワンマンツアー(!!)。ミニアルバム『JOY』をひっさげた(一般流通盤はまだだけど)ツアーです。新代田はそのツアーの最終日。以前もフリーフェス開催したり、フリー音源上げたりとなにかとおもしろい事(且つ無料)を仕掛けてくれるアグレッシブでエモいバンドです。

ATATAって多分このブログで触れたことないんですけど、ざっくり言うと熱いライブをする日本のサラリーマンバンドです。物販がやたらオシャレです。私の知り合いはATATAを音楽ジャンルで言うとアパレルコアだと豪語しておりました。それくらい物販がオシャレ。日常で着れるって最高。→ 最近のATATAの物販ラインナップ
私が初めてATATAを見たのが4年近く前の対バンイベント。それをきっかけに時々ライブに行くようになりました。毎回ライブは欠かさないみたいなガチ勢ではないけど、ゆる~く動向を追いかけてる好きなバンドのひとつです。そんなスタンス追いかけてるんで細かい事情が拾いきれてないかもしれないですけど…。お手柔らかにということで。



今回はフリーライブということで前売りチケットや事前予約はなしで先着順での入場。

会場に着く前に、会場をはみ出して入場待ちの列が…!入れるか少し心配でしたが一応入ることができ、そのままフロアに直行。中を見渡すととにかく人が多い…。無料の力もあるとはいえ、FEVERがここまで人が入ってるとこ見たことないよ!ってくらいパンパン。もちろんこの後もまだまだ人が入ってくる。下手したら500くらい入ってたかもしれないです。ライブが始まる前に1歩前に詰めてくださいというアナウンスが3回くらい入った笑

開演前のDJではなくて”ライブ”はATATAの盟友LEF!!! CREW!!!。ヒップホップ乗りのエレクトロニカのような。縦ノリより横ノリ。臓器に響く系のビートの重さ最高です。ドープです。私からは見えてなかったけど生演奏だったそう…。ちゃんと見たかった。客層は見た感じ比較的年齢層低め。20代30代中心で男女比率も半々くらい。ちょっと男が多いかな?程度。ファッションにも気を使うおしゃれボーイズ&ガールズがたくさん。さすがアパレルコア。




さて、開演時間程なくしてまずはボーカルのナベカワ氏がステージに。
そして「この無料で回るツアーを唯一ディスった2人」と紹介し、シークレットゲストMOROHAが登場。
「音楽でお金をもらって生きていることに誇りを持っているのに無料でライブなんてふざけるな」というのがMOROHAの考え方らしい。

私はというと名前を聞いたことがある程度でほとんど知識なしの初MOROHAでした。語りのような独特のラップをするMCのアフロと繊細で抒情的なアコギのUKという不思議な編成の二人組です。音楽ジャンルで分けるとすればヒップホップではあると思うけど…。アフロの感情が爆発したような熱いラップというか言葉に、淡々と刻まれつつ時々ラップと呼応するように激しくなるアコギ、静かな中で響く2つの音だけの空間。あの着の身着のままで音楽やってて飾り気ないのにものすごい個性と根っこの強さみたいなモノがビシビシ伝わる感じ。その世界にグッと引き込まれていくような、目が離せなくなるような、心に直接訴えかけてくるような、、ちょうどいい言葉が見つからないけどいろんな感情がゆさぶられる鮮烈のライブでした…独特。他にない、私にとって新しい音楽。周りには泣いてる人もちらほら。感情持ってかれます。

どうやらこれが代表曲っぽい。このライブでもやってました。









次はメインのATATA!まずセットリストを。


1. Newborn
2. Reverberation
3. General Headquarters
4. Ontologie
5. 1 Nite Wonder
6. Star Soldier
7. The Lust Dance
8. Song 2
9. Minority Fight Song
10. Cannapaceus
11. Recito
12. Fury Of The Year
13. Clark Kent
14. Song Of Joy


アンコール

15. LEF!!! DUB!!!
16. The Next Page


これ合ってるのかな…ちょっと自信ないんですけどこんな感じでした。
しかし出てきて早々最初から振り切ったライブをしますねこの人たちは。出し惜しみしないスタンス。真っすぐ暑苦しい。
公式でもツイッターでもこの日のATATAはできるだけ完全版をやりたいと書いてあったので、『JOY』からも1stアルバム『TATAT』からも、できれば限定リリースの『2 songs EP』からも…と思っていたら本当にほとんどやってくれました。

セットリストでいうとやはり『TATAT』の曲はよく聴いていたし何よりノリが出来上がっているので私も含めてフロアの盛り上がりがものすごかったです。特に3曲目の「General Headquarters」と普段は音楽が強すぎて?真面目になりすぎるから(と言っていたと思う…)あまりやらないという「Ontologie」、そして「1 Nite Wonder」で序盤から怒涛の畳み掛けをしてきたことで一気にダイバーが増えてフロアの後方ですらモッシュする始末。出し惜しみしない攻めの姿勢最高です。熱狂の渦の渦中に私もいることができてよかった。元々この3曲すごく好きでしたがこんな連続で体感できることもなさそう。「1 Nite Wonder」の手拍子の一体感も気持ちよかった~

この後のエモいゾーンも長すぎず短すぎず、「Star Soldier」はゲストチェリストを呼んでの特別バージョン。お決まりのシンガロンクもビッタリでエモさ5割増し。「未来は怖くない!」でお馴染みの「Recito」でもメッセージ性の高さ故、ライブの熱さに感極まったのか泣いてる人もいた。バカみたいに暑かったけど汗じゃないと思う。最後はそれまでの熱さとエモさが同居するで私の中でお馴染みの「Songs of Joy」で終了。エモさと熱さどちらの余韻も残してくれました。アンコールもやっていたけど本編が心地よくてこれ以降はあんまり記憶ありません…。


今回のライブ映像ではないけど過去のヤバいライブ映像を参考までに。こんなの見せられたら体動くでしょ……





私がATATA見るのすごい久しぶりだったので最近では当たりまえなのかもしれないけど、3,4年前初めてATATAを見た時は人もまばらでお決まりのアクションも特になくて、という状況でした。でも今回はお決まりもハマってて、そんなの無くてもモッシュダイブどんどん行くわATATAの煽りに対するフロアの反応もすごいわでとにかく暑苦しくて最高でした。あんなに後ろの方までモッシャーがいるライブそうそうないと思います。
そして今回のライブでの嬉しい発表が2つ。ATATA、O-WESTで9月にワンマンライブがあるそうです。こちらはもちろん有料のフルサイズ。もうひとつはミニアルバム『JOY』の全国流通盤が6月にリリースされるというお知らせ。

終わった後は物販行ってTシャツ買って、新代田駅前のカフェRRで事前にアナウンスがあった、Malegoatベーシストのハジメさん特製かき氷(ラムレーズンミルク味)食べて帰りました。このライブのテーマは「新代田ATATA祭り」だと書いてあったけど、飲食ができてライブも見れてっていうまさしくお祭りみたいな雰囲気で楽しめるイベントでした。











最後は個人評というか、今回ライブみて思ったことというか、現場感なんですが、
ATATAはバンド側、見る側、関わる人全ての気持ちで成り立ってるように見えました。例えば今回のツアーも有料にすればいいところを「3年振りのツアーだから何処も満員がいいし、景気良く無料でワンマンでしょ!」というのとでの無料開催みたいだし、各地のゲスト出演したバンドも出たいと申し出たバンドでATATA側からはオファー出したりしてないみたいだし。

あとライブの直前に上がった公式アナウンス。詳しくは公式見てほしいんですが、当日の物販やライブの細かい情報、昼でライブ終わるからそのあとも新代田の知り合いのお店で飲食したりして楽しんでって欲しい的な内容。そういう事ってなかなか公式で書いたりしないですよね。ライブの細かい情報をツイッターではなくて公式でまとめて上げてくれるのは見る側にとってとても助かります。ライブ後の飲食なんかの+α的な情報も。ATATAのライブだからその日限定で販売してるものもあったりして。サラリーマン兼業でめちゃめちゃ忙しいはずなのにここまで細かく色々と書いてくれるってすごいと思うんです。

そういうライブに行く側ももっと楽しめるようにいつも考えてくれているところや、横のつながりもすごく大事にしていることが伺えるところもATATAの魅力の一つなのかもしれません。それでいて決して打算的じゃない。勝手ながら経済的に心配になるくらい。だからこちらの事も考えて色々やってくれてる、楽しませてくれている分お金出そう!応援しよう!という気によりなるという好循環。もちろん音楽もライブもかっこいいのは大前提ですけどね。そんな感じで、いろんな人の気持ちで成り立ってるバンドだな~と思いました。素晴らしい。


またライブ見るついでに新しい物販のぞきに行きます。


2016年5月7日土曜日

Windows95manの来日公演に行ってきた


ゴールデンウィークの真っただ中の5/4の深夜に行われたWindows95manの来日公演に行ってきました。場所はCIRCUS TOKYO。

今回の主役はこのWindows95manとかいう謎のフィンランド人の来日公演であり、藤井隆さんも所属するHi-NRG DJ TEAM DC BRAND'Sのデビューライブでもあるこのイベント。ここまで何が行われるか全く予想がつかないイベントもなかなかない。下の告知画像には載ってないですがワイパことDJ WILD PARTYがクロージングDJでした。




このCIRCUS TOKYOという箱は入ってすぐバーカウンターやテーブルが置いてあるラウンジがあるんですが、入って早々Windous95manがこの格好のままあたりまえのように談笑していた。どうしても目線が行く。あとこの人、間近でみると背が高いしやたら足が長い。白人らしい体系。ついでにこのアー写より少しお太りになられたご様子。危なっかしいパンツ丈はアー写のまま。物販で2,000円する謎の本売ってました。

どんな客層なのか興味津々だったんですが、Windows95manのお友達なのか外人が結構いました。後は私のような藤井さん界隈が目当ての人。男女比も半々。客入りはそこそこ埋まってて踊るのにちょうどいいスペース確保できるくらい。


スケジュールはこんな感じでした。

23:00 Chucky
 0:30 DC BRAND'S
 2:00 windows95man
 3:30 DJ WILD PARTY



私がフロアに入ったのが0時ごろ。あまりフロアには人数おらず。しばらくすると徐々に人数も増え、DC BRAND'Sの頃にはゆるく後ろまで人が入ってました!記念すべきDC BRAND'Sデビューライブです!

もちろん4人はバブルの匂いがプンプンするDCブランドの服を身にまとってのDJプレイ。最初はDJ SAIRORS(掟ポルシェ)とDJ LUNA MATTINO(アキオ クマガイ)が登場。アッキーさんは淡々とDJをこなし、掟さんはフロアに乱入して何かと騒ぎを起こしにいくスタイル。
そして後半に交代する形で現れたのがDJ LUNA MATTINO(michelle Sorry)とDJKarl Helmut(藤井隆)。michelleさんはアッキーさんのポジション、藤井さんは掟さんポジションを引き継いでいると思われますが、盛り上げつつDJもして時々歌って…と、藤井さんらしくあの手この手でフロアを盛り上げていました。藤井さんが歌うと思わなかったので思いがけず歌声を聴けて嬉しかったです。

掟さんをDJで見るのは多分はじめてでしたが、すごいですねあのパワー。いろいろやってましたがフロアに乱入して無差別に選んだ人を弄りまくり、ステージ上でもなにかと気になる動きをし続けるるので目が離せませんでした。それも結構長時間。今回に関してはほとんど回してなかったんじゃないかと…笑 4人もいると目が追い付かないですね。さすがHi-NRG DJ TEAM…!初回から楽しませてもらいました!




次はメインのWindows95man
何が始まるのかよく分からないながらまあ楽しみにしていたメインディッシュ。一言で言うとエンターテインメントDJ。淡々と曲をかけるというよりも起伏はありつつもアゲてくスタイル。

全身白の衣装に身を包んだ外人達、通称”White Crew”がステージに上がって好き勝手に踊り、Windows95man自身も淡々と曲を掛けつつ時々本能のままに踊ってみたり、とにかく自由に楽しいDJでした。あの服装で踊る姿は非常にコミカル。ちなみにWhite Crewは常にステージに居るわけではなくて時々降りてフロアで酒飲んでゆったりしてたりしてたかと思えば特に盛り上がりどころでもなんでもないタイミングでステージに上がって踊りはじめたりとか…w 特に決まった振りがあるわけでもなくとにかく賑やかす白い人たちっという感じ。自由にやるといっても掟さんみたいにフロアに乱入して客弄りみたいなことはなかったです。そういうフロア荒らし的なことはしてないのに遊びに来てた外人何人かがフロアの後方でモッシュ起こしてエキサイトしてる姿も面白かったです。当たりが強そうだったので参加はしませんでしたが…。

あと、特筆すべきはひたすら腰をグラインドさせる95manが延々と映し出されるVJとか…。時期的にPrinceの曲も何曲かかけていたのだけど、最後の最後に「Purple rain」をかけて後ろで準備してるワイパを気にも留めずひたすら熱唱しながらリズムに合わせて腰を振ったりとか…。やたらと腰を振りたがる。サックスが耳に残るこの曲をかけて踊ってる姿は不覚にもチャーミングだな~と思ってしまいました…。







最後のワイパことDJ WILDPARTYは打って変わって邦楽、主に90年代J-POPをはじめアーバンなディスコポップをプレイしてました。中には藤井さんの曲も!アゲるダンスミュージックが多かった95manの後の邦楽ポップスの安心感。久しぶりのワイパでした。



95manとその仲間達は今回は2週間くらい日本全国ライブして回ったりしてる様子がインスタやらなんやらで見てとれたので結構長めの滞在だったようです。短いスパンで定期的に日本に来てはライブしてるみたいですね。ビジュアルインパクトの強さだけでも相当強烈なのでただ真面目にDJやってるだけでもおもしろかったです。あのルックスはズルい

今回の来日公演でWindows95manとは何者なのかちょっとでも垣間見えるかな~と思ってましたが結局ライブに行ったところで謎は深まるばかりでした。少し分かったことといえば、彼はUKKELIという名前でイラストレーターをしており、多分本業はそっちらしいということくらい。物販で売っていた謎の本の正体はコレでした。この本を買うと95man本人がその場で似顔絵を描いてくれる特典があったみたいです。ちょっと描いてほしかった。イラストレーター時代から奇抜だし今につながる予兆がありますね。

まあそんな感じのなにかと笑いながら踊れて楽しいイベントでした。また日本に来たときは似顔絵描いてもらおうかな?