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2018年3月14日水曜日

2017年よく聴いたアルバム


長いこと更新もせずとっくに年も越しましたが気が向いたのでやってみました。
あまり一貫性もなくただ音楽をふらふらと聴き続けている私が去年よく聴いた作品群。




■Soulwax / From Deewee





Soulwaxが12年ぶりに突然リリースしたアルバム『From Deewee』。
エレクトロニックでいてバンドサウンド、ボーカルが主張し過ぎずインストもあり、アゲ過ぎでもサゲ過ぎでもない。全て中庸なところを押さえていて、聴く時の気分によって聴こえ方感じ方が違う摩訶不思議なアルバム。アルバムのテンションとしては淡々としているのだけど、どんな気分で聴いても何となくちょうどいい塩梅に耳になじんでくれるのでいつのまにか”迷ったらコレ”な心の寄りどころ的存在に。曲間無しなのでシームレスにヌルっと聴けるアルバム。






■N.E.R.D / NO ONE EVER REALLY DIES



年末リリースで7年ぶりにドロップされたN.E.R.Dの新作が滑り込み。
変則的で全体的に間が抜けたような印象は”らしさ”が強く出ていると思う。でもサビには分かりやすいフック仕込んであってキャッチー。そんなバランスが心地よくてついつい手が伸びた。変態だけでは片づけ切れないファレル・ネプチューンズ節。客演の多さよ。#1~7くらいまでは飽きずにまだ聴いてる。






■RHYMESTER / ダンサブル




RHYMESTER、11枚目のアルバム『ダンサブル』。
タイトルが示す通り、難しいこと抜きに踊ろうぜ!というアルバム。近年は毎回違うコンセプトをもとにアルバム制作をするライムスターの作品の中では比較的直球で快楽主義的な部分が強く出ていて分かりやすい作品だと思う。飲んでウェイウェイ言って揺れていれば確実に楽しくなれる。フロア向き。あとジャケが最高。ポップもブギーも生音もあり、エモもあれば爽やかもおふざけもあり。全部踊れて楽しい。彩り豊かな10曲入魂40分間のダンサブルタイム。
去年はこのアルバムが出てから急ピッチでライムスターにずぶずぶとハマっていったので個人的にライムスター元年とさせていただきます。






■藤井隆 / light showers




”90年代の音楽”をテーマに作られた、オリジナルとしては4枚目のアルバム。
ベースはポップであれ、今回はギターロック調、ハウス、シティポップ、NJSと90年代の要素が各曲にちりばめられている。プロデュース / アレンジはYTこと冨田謙さん。アルバム発売を前に公開された90年代CM風アルバムトレイラ―も今のファン層や芸人の枠を超えて話題に。ちなみにジャンパーは当たらなかった。
もうかれこれ5年近く、主に歌手・藤井隆としては何度もライブに足を運んでいるので、もはや客観視はできていないかもしれない。しかし藤井さんは贔屓目抜きでリリース毎に最高を更新してくれる。貴重な存在です。芸人はもとより俳優としての顔も併せ持つ多彩な方だけど、歌手としてのポテンシャルも計り知れない。






■Thundercat / DRUNK



Thundercat、4枚目のアルバム『DRUNK』。
AOR、エレクトロニカ、シンセポップ、ヒップホップなど様々なジャンルのクロスオーバー。Thundercatフィルターを通した進化系ブラックミュージックに。
見た目からは似ても似つかぬ繊細で高音メロウなボーカル、ファルセットの美しさも相まって甘い優しい印象なんだけど、時々本職?のバカテクベースプレイでビシビシ切り込んでくるメリハリ職人。このバランスが心地よい。アルバム全体的には物憂げでマイナー調。
24曲収録というと重たく感じ無くもないけど1曲3分くらいで進むのでテンポが良い。何年か前に出たFlying Lotusのアルバムもやたら回転が早かったような。BRAINFEEDERイズムかな。







■LEO今井 / Film Scum EP

Film Scum


正直、私はLEO今井についてMETAFIVEの人ということ以外何も知らない。でもこのEPはよく聴いた。テレ東で深夜に放送されていた「デッドストック」というドラマのサントラも兼ねたEP。リンクを開いてもらえば分かると思うけど今時珍しいホラーでオカルティックな内容のドラマで、そのドラマの空気感を聴覚で操っていた曲がこのEPに収録されている。
1~4は劇中のBGMとして使用されていた曲。内省的で陰鬱とした感情や衝動が渦巻くダークなインスト。どれもノイジーでエレクトロニック。中でも「Dead Stock4」は初見で確実に面食らう。ノスタルジックな曲調から一転、最後の約40秒で突然訪れるスラッシュメタル。牙をむくようなシャウト。唖然としながら痺れる謎の感覚。ダメな人はダメだと思うけど転調…というか、意表を突かれるプログレッシブな展開が好きな人にはドラッグです。
そんな不穏なインスト群が終了すると、最後5曲目はバンドサウンドでLEO今井ボーカルの新曲「On videotape」。最後に人の声やバンドの生音に触れることで正気に戻ってくれたような感覚になって少し安心できる。この情緒不安定な流れも面白かった。

5曲合わせても15分程度で聴けてしまうし、ドラマを知らなくても楽しめるのでお試し感覚で聴いてほしい作品です。






■AKLO×JAY'ED / Sorry...come back later EP




ラッパーAKLOとシンガーJAY'EDのスプリットEP『Sorry...come back later』。
夏頃のリリースということもあってか、ボーカルもラップもスムースでR&Bっぽいグルーヴの曲が並ぶ。アルバムトータルではクールな印象。プロデューサーはBACHLOGIC。
アートワークは大瀧 詠一の『A LONG VACATION』のジャケでもおなじみのイラストレーター永井博。90年代前半オマージュのMVも◎。
ちなみにリードで発表されていた「Different Man」はLEO今井の時にも出てきたデッドストックのオープニングでもある。あのドラマの音楽担当とは趣味が合うっぽい。






■The PLAYlist / Cahsing Goosebumps

CHASING GOOSEBUMPS [Analog]


DJ Jazzy Jeff & the Fresh Princeとしてお馴染みのJazzy Jeffによるプロジェクト、The PLAYlistのアルバム『Cahsing Goosebumps』。
若手を中心とした新たな才能と、Jazzy Jeff周りのベテランプロデューサーやシンガーがお互いのインスピレーションを持ち寄り、新たな音楽を作り出すことを目的としたPlaylist Retreatという2015年にはじまったプロジェクトが発展した結果、今回のアルバムリリースに至った。
メインボーカルにはソウルシンガーとしても既にキャリアがあるGlenn Lewisを迎えて1週間でレコーディング。ソウル・ジャズ・ヒップホップを中心としたミディアム~スロウな作風。
去年2月のリリースだけど年末に発見して以来今も聴き続けている作品。1度聴いてから今までリピートし続けているので早い段階で出会っていてもおそらく聴き続けていたはず。ということで年間ベスト入り。何を隠そうDJ JINレコメンド(アーティスト・DJが選ぶ2017年ベストディスク)。こんなところにもライムスター余波が。








■Visible Cloaks / Reassemblage

Reassemblage [ボーナストラック1曲のダウンロード・コードつき]



ポーランドの2人組Visible Cloaksのアルバム『Reassemblage』。
音のない自然の営みを音として具現化したような、繊細なスピリチュアルアンビエント・ニューエイジ。ふわふわと耳触り柔らかな丸みを帯びたシンセ、エキゾチックな楽器の音やパキパキとエッヂの立った電子音が混ざる瑞々しい世界。粒立った音像。
甲田益也子がフィーチャーされた「Valve」は唯一”人の声”が収録されており、スポークンワードと連動するように柔らかいシンセが重なる独特な世界観の曲(声とトラックが連動する感じはASA-CHANG&巡礼を思い出した)。そういったフックとなる曲もある。
作業用BGMというと少し雑な感じに聞こえがちだけど、いつ聴いても邪魔にならず気分や気持ちを落ち着かせてくれるので、何かしながら延々流していた。サイケな映像も良い。





■Shobaleader One / Elektrac




Shobaleader Oneのデビューアルバム『Elektrac』。
Squarepusherの過去の名曲をバンドアレンジで再現。ベースはもちろんSquarepusher。スタジオレコーディングではなくライブテイクをそのまま収録しているので、実質ライブ盤。基本エレクトロニックな曲をバンドで再現しているので、結果的にやたら音数が多くて攻めたフュージョンになっている。原曲よりスピーディで時々歓声も入る生感が私にはたまらなかった。去年ソニックマニアでライブも見たのだけど音圧と勢いに圧倒された。ライブテイクをそのまま収録したのもステージングへの自信の表れかもしれない。






■Tycho / Epock




Tychoの5thアルバム『Epock』。前2作から続く3部作が本作にて完結。新たにメンバーが正式加入し、ソロからバンド編成になったことでエレクトロニックなポストロックバンドに。
タイトで跳ねるような小気味よいドラム、ゆらめくように残響するシンセ、主張しすぎないギター、ベース。BPM130前後とほとんど一定で、楽器隊各パート見せ場があり、緩急ある展開で踊らせてもくれるというバンドと打ち込みの良いとこどり。一挙両得。”夜明け”や”芽吹き”とかそんな印象を受けるアルバム。






■Kamasi Washington / Harmony of Difference


ジャズサックス奏者・Kamasi Washingtonの2ndアルバム『Harmony of Difference』。
”Hermony of Differene”というタイトルで示された対位法という音楽的手法、異なる旋律の調和がテーマ。アルバム通して組曲として構成されており、本作の3分の1くらいの尺を占める最後の「Truth」で壮大なグランドフィナーレを迎える。キャッチー、スリリング、ムーディなど、各曲の色が出ていておもしろかった。
3枚組で3時間弱というフルボリュームどころじゃないボリュームでリリースされたデビューアルバム『The Epic』は、正直なところ長すぎて最後まで聴ききるにも一苦労だったけど、本作6曲入り30分とかなりタイトにまとまっているのでサクッと聴けてちょうどいい良い。起承転結がハッキリしていてアルバムの全体像を捉えるまで時間がかからなかった。初心者からジャズファンまで幅広い層からの支持もうなずける軽くて濃厚なアルバム。







■MISIA / MISIA SOUL JAZZ SESSION

MISIA SOUL JAZZ SESSION

MISIAのセルフカバーアルバム『MISIA SOUL JAZZ SESSION』。
MISIAが時々垣間見せるブラックな側面に焦点を当てた作品。誰もが耳にしたことがあるであろう自身の楽曲がよりソウルフルにアップデードされている。
元々ソウルフルで安定した歌唱力を持ったディーバタイプなシンガーであることはおそらく周知の事実だろうけど、楽曲面ではそこまでブラックミュージックに寄りすぎずポップベースな曲が多い印象だった。しかし本作は曲においてもそのブラック濃度グンと上げて私のようなブラックミュージック寄りの音が好きな人間を殺しに来た。ジャケなんかももう黒人の出で立ちですし。
ゲストにもトランペッター黒田卓也、ギタリストRaul Midón、ベーシストMarcus Millerと、その筋の名プレーヤーを招く力の入れよう。
特別MISIAのファンではないけど、バンドでスムースなソウル、ジャズ風味なアルバムはボーカルの持ち味ともがっちりハマっていてとても気持ちよかった。






■Vektroid / Seed & Synthetic Earth




かつてはMacintosh plus、情報デスクVIRTUALなど数々の変名を使いVaporwaveというジャンルを確立させるきっかかけを作った鬼才Vektroidの最新作。ここに来て満を持してのネット音楽枠です。最近は変名作品もあれど、Vektroid名義を中心にエレクトロニカやノイズ、エクスペリメンタルなんかがメインの音楽家として活動中。近年Vaporwave色は影を潜めている。
そんなVektorid最新作はポップでエモーショナルでカオティック。入り乱れる電子音とグルーヴの波に揉まれながら『Seed & Synthetic Earth』の世界を疾走するアトラクションのような。各曲表情豊かでゲームのサントラのようでもある。Vektroidの中では曲ごとに明確な風景が見えているのかもしれない。それくらい各曲の表情とその世界感がくっきりと打ち出された作品。アルバム1周で満腹になれる。できれば通して聴きたい。






■Nick Hakim / Green Twins





Nick Hakimの1stアルバム『Green Twins』。
スローでサイケデリックなLo-fiソウル。アンニュイな高音ボーカルとモヤのかかったように広がるトラックが絡む酩酊感が心地よい。聴くほどに脱力。哀愁漂うサックスパートが挟まれる「Miss Chew」なんかは鼓膜がトロトロ溶けていきそう。ブルージーなギターやもたげるように刻むドラムなど、気だるそうなバンド演奏も◎。





■Tuxedo / TuxedoⅡ


Tuxedoの2ndアルバム『TuxedoⅡ』。
ディスコ・ブギーな作風は相変わらずなのだけど、ダンディでややメロウな前作から肩の力が抜けて、シンガロングありクラップありの陽気なフロア仕様に。軽やかで少し若返ったような印象の2作目。前作同様ディスコ・ブギー・ファンクといった要素に弱い私は何の抵抗もなく聴き続けられた1枚だった。
個々で既に成功を収めている2人なのでいつまで活動していくのか疑問を持ち始めていけど、先月Zappとのコラボソング「Shy」の7”シングルがリリースされた。まだまだディスコ・ブギーで行けるっぽい。






■!!! / Shake The Shudder

Shake The Shudder [輸入盤CD / デジパック仕様 / ブックレット付き] (WARPCD283)_444



!!!の7thアルバム『Shake The Shudder』。
元々エレクトロニックでダンサブルなバンドで、根っこの部分は変わらないけど前作までの!!!がハッピーで陽気だとしたら、本作はクールでスカした印象のアルバム。どの曲も派手さはあまりないものの、淡々と踊らせてくれる。楽器隊はベケベケしていてファンキーなベースプレイが光る曲が多い。ファンクトロニカ感。
幕開け1曲目「The One 2」は聴いてびっくりソウルフル。でいてエレクトロニック。誰だか分からないけどほとんどのパートがソウルフルな女性ボーカル(たぶん黒人)の歌唱。この1曲目のソウルフルさんとは別に、8や10にも名もなき女性ボーカル(たぶん白人)が登場する。







■the band apart / Memories to Go


the band apartの8thアルバム『Memories to go』。
ロックをベースに曲ごとに様々なジャンルの影響も感じられるのがバンアパらしさでもあると思うのだけど、本作は特にそういったアプローチが仕込んである。
爽やかなポップスからAOR、80年代シティポップ、時々HRHMを感じるフレーズまであり、耳触りはシンプルだけど実は複雑。でもトータルで散漫な印象にならない一本筋が通ったバランス感覚。7月のリリースを意識してか清涼感もありノスタルジックで、「雨上がりのミラージュ」や「お祭りの夜」などタイトルからも夏を感じる曲もある。

爽やかでメロディアスなギターリフや軽快なカッティングギターも良いのだけど、爽やか一辺倒で終わらない遊び心が随所にみられるので気が抜けない。特に曲終盤突然の転調から攻めのギターとドッスドスのツーバスで攻め散らかして終わる「Super high」や、イントロからアクセル全開で駆け出してアウトロではテンポダウンして終わる「BOOSTER」なんかは聴いてて脈が上がっちゃう。個人的に近年のバンアパは確実に当てに来るので間違いない。







■テンテンコ / Good Night Dub


テンテンコの自主制作CDRシリーズ第18弾『Good Night Dub』。
毎月1枚違うテーマでリリースされているテンテンコさんのCDR。テーマはダブ。ゴリゴリのノイズやIDMなどストイックなインストや、鼻にかかった声が印象的な歌モノが多いテンテンの新境地。
本作は全編インストでノンボーカル。ダブらしいエコーやリバーブでぐわんぐわん揺れるようなグルーヴの曲が並ぶ。湿度の高いぼんやりした夏の真夜中のような作品。酩酊感も◎。最後の「Bikibiki Dub」はテンテンらしいノイジーでシンセライクな攻め曲。







■テンテンコ / Deep & Moistures 1


テンテンコの自主制作CDRシリーズ第23弾『 Deep & Moistures 1』。こちらもインスト。
テクノ・ハウス・ベースミュージックなんかの影響を受けた、高速BPM・重低音連打が特徴のジャンル、JUKEがテーマ。少し間の抜けた音をサンプリング。抜きどころとキレのバランスがいい塩梅。テンテン流のJUKE。







■tricot / 3




日本のロックバンド、tricotの3rdアルバム『3』。
力強い芯のあるボーカル、女性らしいコーラスの繊細さに、変拍子と転調を繰り返すテクニカルで武骨な演奏の合わせ技。キャッチーなメロもふんだんに、でも歌詞は皮肉っぽくてやや影があって…と、tricotワールド炸裂。じゃなくて爆裂。”唯一無二”という言葉がしっくり来るバンドです。アッパーが多くて飛ばした印象のアルバム。特に「18,19」は聴いてるこっちの目が回るほど転調が多くてやりたい放題。ライブで聴きたい。







■MULATU ASTATKE / Mulatu of Ethiopia

MULATU OF ETHIOPIA [帯・ボーナストラックDLコード・日本語解説付国内仕様盤]


MULATU ASTATKEのアルバム『Mulatu of Ethiopia』。
ヴィブラフォンやコンガの奏者でエチオピアジャズの創始者。レジェンド的存在。72年の作品なので厳密に言うと2017ではないけど、リイシューしたしよく聴いたので2017としておきます。
ジャンルはジャズ、ファンク、ラテンのクロスオーバー…というと少し物足りなくて、同じアフリカでもレゲエとは違う南国エチオピアで育まれた民族音楽独特のエキゾチックさと、まったりとしたリズムが終始良い湯加減のインストジャズ。レアグルーヴ。
ドラムやベースよりヴィブラフォンを初めとした上モノの存在感が強く、中でも気になったのが何やら呪術的な儀式に使われそうなピロピロした尺八のような笛の音色。これは尺八でもフルートでもなくワシントという竹製の笛の音らしい。エチオジャズには欠かせない楽器のひとつとのこと。勉強になる。参考→(【音楽】エチオ・ジャズの歴史とその魅力







■Diskette Romances / Diskette Romances





ここからはネット音楽枠。台湾のビートメイカーDiskette Romancesのアルバム『Diskette Romances』。
サンプリング・ループ系のアンビエント~ニューエイジ。最近はVaporwaveと言ってもいろんな方向性があるけど、これは奇をてらうような演出がある作品ではなく、#Riversideというタグがうなづける優雅なアンビエント。ザラッとした音質のLo-fiさが良い意味で雑味として生きていてそれも◎。あとジャケットのインパクト。年間ベストジャケのひとつです。






■バーチャル Paragon ™ / World Leaders




フランスのビートメイカー、バーチャル Paragon ™ のアルバム『World Leaders』。
こちらもワンフレーズのループ系。やたら小奇麗でスタイリッシュな印象のアンビエント。講習の時とかに見せられる映像で薄く流れてそうな公共感。ラスト2曲だけ少し様子がおかしい。特に最後の「2020  The  Fall」は深いリバーブがかかったLo-fiな音色に急激なピッチの上下運動を繰り返す、Vaporwaveの中でもクラシックなタイプの曲。ジャケットや曲名から察するに政治的なメッセージを込められているのかもしれない。最後ひずんだ2曲でシニカルなメッセージが込められている…と捉えるのは深読みしすぎかな。






■ΣPSON / CASCADIA






アメリカのビートメイカーΣPSONの『CASCADIA』。
Vaporwaveの中で更に無数に存在するマイクロジャンルのひとつ、late night lo-fi系の作品。ムーディなスムースジャズやAORのスクリュードでよりスロウになったリズムと、歪みというより倍速録音したカセットのようなこもった音質、リバーブ・エコーがかかった酩酊感など、文字通りlate nightでlo-fiな聴き心地。本作はA面で、『ARCADIA』というB面も存在する。どちらも同じくlate night lo-fiたる作風。個人的には本作の方がテンポが遅い曲が多く、夜感が強くて再生頻度も多かった。






■FM Skyline / Deluxe Memory Suite™






アメリカのビートメイカー、FM Skylineのアルバム『Deluxe Memory Suite™』。
チルアウトで南国のユートピア感が強いリゾートアンビエント…かな。時々lo-fiな音色の曲も混じっていて私好みだった。とにかく無心で再生できて邪魔にならない。






LifeMod / Virtual Skies Ⅱ





LifeModの『Virtual Skies Ⅱ』。
ヒーリングミュージック・ニューエイジ寄り。アフリカのサバンナを思わせるような野性味溢れるナショナルジオグラフィック的世界が広がっている。チョップド・スクリュードやループといったVaporwaveにおける王道な手法が用いられた曲もあり、地球規模の癒しの要素とクラシックなVaporwaveを行き来して不思議な感覚になれる作品。





ということで相当絞りましたが枚数考えず挙げ続けたら計27作品も。特に順位を付けたつもりもなく思いついた順で。こうして並べてみると、あまりジャンルにとらわれず聴こうとしても似た傾向の作品を聴いてしまうものですね。総じてブラックミュージックっぽい割と踊れるセレクトになってました。ロックをはじめHR/HM関係もめっきり弱くなってしまった。

ちなみに曲単位だとフィロソフィーのダンスの「バッド・パラダイム」とか谷本早也歌さんの「PALPITO」とかよく聴きました。


こういうの書いておくと自分の記憶にも残りやすいことが分かったのでまた定期的に細々やっていこうかと思います。






2016年8月9日火曜日

歌手・中谷美紀の素晴らしさについて



女優・中谷美紀が女優の傍ら歌っていた時代があることを知っている人はどれくだいいるのだろう。年代的にアラサー前後くらいまでは記憶に残っているのかな。


かつては桜っ子クラブ、KEY WEST CLUBというグループでアイドル活動をしていた時期もあることは案外知られていない事実(桜っ子クラブには菅野美穂もいたらしい)。
そんなグループでのアイドル活動を経て、女優業の傍ら坂本龍一のプロデュース(!!)のもとソロ名義で再度歌手デビューを果たし、20歳から約5年ほど歌手と女優二足のわらじを履いていた時期があったが、そんな時期も今は昔、もう20年近く前の話。
当時から歌手としての活動は緩やかだったようだけど、ベストアルバム『MIKI』を2001年にリリースしたのを最後に15年以上歌手としての目立った活動はなく、最近の彼女からは歌う印象すらない。

しかしソロ活動期間の作品は非常に良質で、よくある若手女優の歌手活動のようなアイドル然とした作品とは一線を画すアーティスティックな作品を数枚リリースしており、制作に携わっていたアーティストも坂本隆一をはじめ、大貫妙子、小西康陽、高野寛、売野雅勇、などなど、クレジットだけでもよだれモノの豪華な面子による強力なバックアップ。
私自身彼女の歌手活動を知ったのは今から大体5年くらい前。何がきっかけだか覚えてないけど気づけばレンタルしてむさぼるように聴いていたのがアルバム『食物連鎖』と『Cure』。完全なる後追いで発売当時のことなど何も分からないけど、そんなことどうでも良くなるくらいセンセーショナルな出会いでした。




さて、前置きはここまで。

今回は中谷美紀名義で出したオリジナルアルバム3枚リミックス盤1枚計4枚の曲について、シングルカットされた曲は散々言及されているので、アルバム曲を中心にレビュー…というには薄っぺらい文章を適当に書いていこうと思います。歌詞についても触れたい部分は山ほどあるけどめちゃめちゃ長くなるので今回は音像・音色やアルバムの情報、小ネタなどと感想を交えて書きます。気になったら曲のタイトルでググってください。大体どの曲の歌詞も出てくるでしょう。










◆食物連鎖





  1.MIND CIRCUS
  2.STRANGE PARADISE(Pradise Mix)
  3.逢いびきの森で
  4.汚れた脚 The Silence of innocence
  5.my best of love
  6.WHERE THE RIVER FLOWS
  7.TATTO
  8.色彩の中へ
  9.LUNER FEVER
10.sorriso escuro



坂本隆一プロデュースの元、1996年に満を持してリリースされた1stアルバム
坂本隆一の他にも大貫妙子、小西康陽、果てはアート・リンゼイまでアルバムに関わっているとなれば当時の音楽好きは黙ってない。シングルは「Mind Circus」と「Strange Paradise」の2曲。原曲とさほど違いがないリミックスで収録。作詞は売野雅勇が中心。3枚出したアルバムの中で1番ポップで明るいアルバム。

90年代らしいJ-POPをベースに、テクノ時々ジャズ、ボサノバなど異ジャンルの匂いが混ざりつつ、当時20歳前後の若手女優のアルバムにしてはだいぶ落ち着いた仕上がり。ボーカルは中谷美紀独特のミステリアスな雰囲気がこの時すでに備わっているものの、どこか幼さが漂う真っすぐな歌い方。なんというか無垢。

年相応のフレッシュさが感じられるシングルの「Mind Circus」と「Strange Paradise」の2曲はやはりアルバム通してもインパクトが強く、特に「Mind Circus」のようなド頭から耳を持ってかれるようなキャッチーさのある曲は歌手・中谷美紀の活動においてこの曲以降出てきません笑 デビュー時がピークの明るさです。他にアルバム中でも異彩を放っているのが小西康晴作詞・作曲の「逢いびきの森で」。中島美嘉の「Love Addict」のようなアシッドジャズ風味(「Love Addict」のような官能的な妖しさはないけど)。


そして歌詞。売野雅勇の意味深で耽美な詞も歌手・中谷美紀の肝。一歩間違えると中二病みたいな歌詞も中谷美紀はしっかり自分のものにしていて、ミステリアスで危うい独特の世界観における重要な役割を果たしている。あと「TATOO」の作詞は本作唯一中谷美紀によるものです。彼女も売野雅勇に負けず劣らず意味深な歌詞を書くよね。 (褒)











◆Cure




Disc1

  1.いばらの冠 [Album version]
  2.天国より野蛮
  3.砂の果実
  4.水族館の夜
  5.鳥籠の宇宙
  6.Superstar
  7.キノフロニカ
  8.corpo e alma

Disc2

  1.Aromascape
  2.Aromascape - no piano mix



中谷美紀の意思も盛り込んで作られたらしい1997年リリースの2ndアルバム。2枚組。
作詞は本作も売野雅勇中心で「鳥籠の宇宙」のみ中谷美紀の作詞。シングルは「いばらの冠」「天国より野蛮」「砂の果実」の3曲。ちなみに、本作には元スカパラのドラムで今は亡き青木達之のクレジットがあります。生音が使われている数曲に参加していたようです。

で、このジャケット。真っ黒。CDを手に取ってみると帯に当たる位置に中谷美紀が映っているんだけど帯を取ると真っ黒。つまり何が言いたいかというと中身も暗い。1stが1番明るいと先にも書きましたが、1stの明るいポップな部分をそぎ落とした、全体的にダウナーで陰があるアルバム。
ボーカルも前作からほぼ1年しか経っていないのに前作のような幼さはなくなり、落ち着いた抑揚が美しい大人のボーカルへと進化たような印象を受ける。本作ではどこか冷めたようなさらっとした歌い方をしている。坂本隆一指示の元、作品に合った歌い方をしていたのかもしれない。

Disc1は普通にフルアルバム。本編という捉え方でいいと思う。松本隆作詞の優しく美しい詞が映える「水族館の夜」は珍しく打ち込みの音が見たらないバンドサウンド。暗いを通り越して陰鬱としていて重々しい「Superstar」は原曲の雰囲気をぶっ壊したカーペンターズのカバー。ノイズがかったボーカルがけだるさ不穏さに拍車をかけてドン底まで堕ちたような気分に。
”暗くてドラマティックな乗れるハウス”(だと私は思ってる)という一見相反する要素が共存している「キノフロニカ」は、中では踊れるドンシャリしたBPM早めのハウスポップ。アルバム最後の「Corpo e alma」は大貫妙子作詞の浮遊感あるサンバ調。アルバム唯一明るいとも言えるこの曲も、詞とボーカル独特の儚さで底抜けに明るくないところがとても”らしい”。この曲があるおかげで最後に少しだけ気持ちが晴れる。

暗い、陰がある。でも時々垣間見える優しさと最後に見せるほんの少しの明るさ。長い長いトンネルを抜けたような感覚。ダークサイド中谷美紀とても良い。



Disc2はよく眠れそうな癒しのアンビエント「Aromascape」と「Aromascape-No Piano Mix」を収録。30分超えの大作で、当たり前ながら2曲ともボーカル無し。確かな情報ではないけど、このDisc2自体が中谷美紀発案によるもので、テーマは”癒し”なのだとか。実質ボーナスディスクかと思っていたけど作品としてのコアはこちらにあるのかもしれない。全編ダウナーな調子のDisc1で気が滅入ったらDisc2を聴けということなのだろうか。

ちなみに、多分この「Aromascape」というタイトルにちなんで、アルバム発売当時”オリジナルブレンドエッセンシャルオイル「release」&アロマランプを抽選でプレゼント”なんていう特典施策をしていたらしい。洒落てるな~~











◆私生活





  1.フロンティア  [Album Version]
  2.雨だれ
  3.temptation
  4.Confession
  5.クロニック・ラヴ [Remix Version]
  6.Spontaneous
  7.夏に恋する女たち
  8.Automatic Writing
  9.フェティシュ(Fetish) [Folk Mix]
10.Leave me alone...
11.promise
12.all this time
13.temptation [Drum Mix]



坂本隆一と共にワーナーへ移籍し、前作から約2年ぶりの1999年にリリースされた3rdアルバム
カバーアルバムというコンセプトでのリリースだったという話も散見されるものの、現代では定かな情報は確認できず。カバーというより原曲から大きく姿を変えたリメイクが多く、そこにオリジナルも混じっている感じです。いずれもリミックスで収録のシングル曲は「フロンティア」と「クロニック・ラブ」。本作は作曲に坂本隆一以外に半野喜弘と竹村延和も参加。リメイク曲以外の作詞はほとんど中谷美紀。


エレクトロニカ・アンビエント色が強く出た本作。少し不気味なほど無機質でぬくもりを感じない、でも美しいアルバム。例えるなら、窓のない真っ白な部屋で私生活を演じなさいとでも言われたような、生活感が全くない私生活。潔癖な空間に幽閉されてるような感覚。
些細な衝撃で消えてなくなりそうな繊細で透明感あふれるボーカルがとても美しい。(かつて中田ヤスタカがPerfumeに指示したように)できるだけ感情を込めずに歌えという指示でもあったかのような、そんな印象。また前作とは違う歌い方。曲がボーカルを強調するように作られているのか、息遣いもしっかりと拾うような調整がされているのか、専門的なことは私にはよく分からないが、前作よりボーカルが近くに感じる。



収録曲はアルバムミックスでの収録もあるとはいえ、ほとんどがアルバム発売当時発表済の曲。ほぼ1曲毎に挟まれるスキット的なインスト4曲を除くと本人歌唱の新曲は3曲のみで、その全てが、教授フィルタを通り原曲からだいぶ姿を変えたリメイク曲。非常に説明し辛いのだけど、メロディラインだけは一緒で歌詞も曲のアレンジも原曲とは程遠い曲もあるので、カバーでもなければオリジナルでもない…その間を行くリメイク曲が多数収録されているアルバムというのが一番近い気がする。

ピアノが絶妙に不穏さを彩る「Temptation」、本作に合った無機質なアレンジではあるものの心地よい浮遊感と、本作唯一人間らしさが垣間見える歌詞でホッとできる「夏に恋する女たち」は大貫妙子のカバー(前作までしかり、大貫妙子が関わる曲はアルバムのオアシスのような存在かも)。
神秘的で涼しげな「Promise」は、当時坂本隆一がパーソナリティを務めていたラジオ番組のコーナーで選ばれた優秀作品を曲にしたものらしい。全編英語の歌詞が結構デレてて直球でらしくないけど不思議と浮かない教授マジック。「フロンティア」の英語バージョン「all this time」は、打ち込みのドラムを省き原曲に用いられたアコギがメインで展開されるアコースティックなアレンジに。

その他「Confession」、「Automatic Writing」は半野喜弘作曲、「Spontaneous」、「Leave me alone...」は竹村延和の作曲で、この4曲は中谷美紀のセリフ練習や生活音をコラージュした曲。
ここで『私生活』というアルバムタイトルが生きてくるんですね。このコラージュした4曲がとても実験的。無機質で機械的。”生活音”をもってしても生活感が微塵も感じらず冷たい印象ばかりが後味として残るのが味わい深いところ。聴いていてヒリヒリするような、生活の1部が切り取られている感じもこのアルバムらしい。このインスト群が本作の冷たさ無機質の演出の肝だと思う。



アルバム全体的に、無機質さから来る得体のしれない背筋がゾクッとする危うさみたいなものが漂っていて、初めて聴いた時はその何とも言い難い不穏な雰囲気が苦手だったのだけど、聴きこむうちにいつしか怖さが薄れ(慣れ?)、優しさや美しさを感じるまでになるから不思議なものです。聴くほどに取り込まれるような感覚。個人的には前作『Cure』よりも癒しの要素が強い作品。
しかし、インストがアルバムの3分の1を占めるので、新しい歌唱曲が本当に少ない。この雰囲気でもう少し歌唱の新曲多めでアルバムを1枚作ってほしかった。













◆Vague





  1.天国より野蛮  [DJ KRUSH mix]
  2.いばらの冠  [Buffalo Daughter mix]
  3.Superstar  [Andrea Parker mix]
  4.キノフロニカ  [333DDT mix]
  5.corpo e alma  [Snooze mix]
  6.天国より野蛮  [X-STATIC mix]
  7.Aromascape  [DJ CAM RAINFOREST mix]
  8.砂の果実  [larmes ameres]




1997年に発売された2ndアルバム『Cure』のリミックス盤
『Cure』の2か月後くらいに発売された作品で、今度は真っ白なジャケ。おそらく中谷美紀本人は制作にほぼ関わっていないであろう作品だけど、DJ KRUSH、Buffalo Daughter、DJ Camなど、名だたるアーティストたちによるリミックス。どういう経緯でこの人選に至ったのかをうかがいたいところ。教授パワーかな。


曲ごとにいろんなジャンルのアーティストたちによる味付けが加り、ガラッと印象が変わった曲ばかりだけど、その傾向が顕著なのが「キノフロニカ [333DDT mix]」。いつ歌いはじめるのかと思っていたら歌なしのインストだった。たぶんキノフロニカですって言われないと最後まで気付かないであろう完全に別の曲。
天国より野蛮 [DJ KRUSH mix]」なんかはもうヒップホップですし。太いビートがズンズンくるDJ KRUSHっぽいミックスです。「いばらの冠 [Buffalo Daughter mix]」は終始不吉な雰囲気で、曲の展開も、ボーカルを全く無視した曲作りが逆に清々しい。「Superstar [Andrea Parker mix]」は、ボーカルのリバーブを深めにかけ、テケテケした電子音が耳に残るテクノっぽいミックスに。

原曲のサンバ感をより強調し野性味あふれるミックスとなった 「corpo e alma r[Snooze mix]」は曲後半突然の転調が挟まれ、アコギ主体で展開されるボサノヴァ風?のゆったりぼんやりした蜃気楼みたいなパートが印象的。そして意図してか偶然か、サンバ感を継承するが如く続くのは「天国より野蛮 [X-STATIC mix]」。「corpo e alma [Snooze mix]」が陽なら、この曲は陰。原曲の雰囲気を踏襲しつつ乗れるハウス・テクノ+少しサンバのリズム。

癒しのアンビエントだった原曲の匂いを残しつつ、ヒップホップ・ジャズ要素を入れた「Aromascape [DJ CAM RAINFOREST mix]」は、原曲に無かったサックスがメインで渋カッコいい。”RAINFOREST mix”というタイトル通り、アフリカあたりの熱帯雨林の夜を思わせるようなミックス。1曲9分と長いけど原曲よりは長くない。
原曲の生音を一切排除して打ち込みで構成される「砂の果実 [larmes ameres]」は、不穏な空気感が漂いながら、Aメロのシャキシャキしたドラムンベースが小気味よいミックスに。



要するにこのリミックス盤めちゃくちゃ聴きごたえあるんです。最高。ネット上では本作に関しての情報も評判もほぼ見当たらないのが不思議なくらい。

しかし、曲とボーカル個々では良くても2つ合わせるとかみ合っていなかったり、曲と歌で個性を相殺しているようなミックスもあって、そこを良さととるかどうかで好き嫌いが分かれそうな作品でもあります。原曲や中谷美紀、坂本隆一に思い入れがない人の方が純粋に楽しめるかもしれないです。CD発売と同時期にLPも出ているようなので音楽好きの層に向けた作品なのかも。




以上CD4枚分。ここまでたどり着いた方ありがとうございます。


残念ながら2016年現在上記のアルバムは『食物連鎖』以外は廃盤ですが、現状どのアルバムもアマゾンなりブックオフなりでディグれば割と簡単に見つかります。中古だとめちゃめちゃ安く手に入る。申し訳なくなるほど安い。
あとベストを含めて『私生活』以外のアルバムがサブスクで配信されてたりもします。(AppleMusicとSpotifyは確認済)なぜ『私生活』だけ配信がないのかは謎ですが、先にも書いたように活動中にレーベルを移籍してる関係で権利関係上色々と難しいのでしょう。

ちなみにシングルにもアルバム未収録の曲も多々あり、これもおそらくアマゾンかなんかに頼れば手に入るでしょう。初期に出したシングルは懐かしの8センチシングルでのリリースです。








そんなわけで、中谷美紀と坂本隆一と売野雅勇の個性が個性を引立てあってて最高のポップスじゃない?って話でした。
中谷美紀の透明感ある歌声と坂本隆一のテクノ仕込みのポップ、そこに売野雅勇の耽美で意味深な歌詞が乗ることで出来上がる絶妙なバランスの世界観。お試しあれ。