2017年3月19日日曜日

Especia SPICE Tour 大阪公演に行ってきた


Especia第2章最初で最後のツアー、SPICE Tour。
今回は3/12の福岡ROOMSを皮切りに4都市4公演行われるツアーの2か所目、3/13大阪。現体制では最初で最後の凱旋ライブをバンドセットで、会場は1章から馴染みがある味園ユニバース…となれば新旧思い入れのあるオタクが集結した熱いライブにならないわけがない。ということでライブを見に大阪まで足を運んだのでした。

味園ユニバースは元々昭和中期からキャバレーとして使われていたホールを現在はライブ会場として使用しているため、建物も内装も昭和レトロなモダンさと高級感漂う独特の雰囲気の会場。前方はソファ席、後方はスタンディングエリアに別れており、私は今回ソファで後方寄りの席でした。味園でEspeciaを見るのは初めてですが、2章でグッと大人っぽくなった彼女たちは味園の雰囲気により馴染んでいたのではないかな。







セットリスト
(タイトル横はリードを取ったメンバー)

1. Intro
2. X・O Mia・絵莉加・悠香
3. Funky Rock 絵莉加
4. Danger 悠香
5. Aviator 絵莉加
6. Rittetnhouse Square 悠香
7. Nothing 悠香
8. 嘘つきなアネラ Mia
9. Mistake 悠香
10. きらめきシーサイド 悠香
11. 海辺のサティ 悠香
MC
12. トワイライト・パームビーチ 悠香
13. FOOLISH 絵莉加
14. ナイトライダー 絵莉加
15. Boogie Aroma Mia
16. アバンチュールは銀色に 悠香
MC
17. Ternary 悠香
18. No1 Sweeper 

アンコール

19. Bayblues 悠香
20. YA・ME・TE! 絵莉加
21. YA・ME・TE! Mia
22. YA・ME・TE! 悠香

ダブルアンコール (バンドなし)

23. ミッドナイトConfusion (Pureness Waterman Edit) 絵莉加
24. No1 Sweeper 



こうしてセットリストを書き出してはじめて気づくボリューム感。計24曲。フルボリュームのバンドセット。一瞬で終わったような感覚だった。時間にして2時間半前後。
今回のツアーから解散だからなのか、明確な理由は不明ですが、Especia3人による1章の振付け解禁が多く見られた。今までぺシストによるコールやケチャなんかのオタクノリは自然と起こることはあっても、Especia側から積極的に1章の振付けやノリを見せることはなかったので、ある程度制限なく自由にでステージに立てていることが伝わってきて良かったです。
『Wizard』のアー写と同じ衣装で現れたメンバーは、悠香ちゃんは髪を後ろに束ね、Miaちゃんは珍しいポニーテール、絵莉加ちゃんアー写と変わりないおろし髪で髪型はシンプルスタイル。


開演時刻も近づきソファ席がひとしきり埋まると、ほぼ定刻通りに客電が落とされ、バンドメンバーが登場。Especia大阪最後のライブがスタートしました。
まずメンバーの出囃子となる1曲目は、アルバム『GUSTO』の「Intro」。2章からのライブは「Savior」のイントロを出囃子替わりに使ったり、この頃は音源未発表のボタニカルで神秘的な雰囲気の新出囃子が使われていたのですが、1章のライブの出囃子としておなじみだったこの曲を最後のツアーで解禁。懐かしく思い入れも強いオタクも多いであろうこの曲の解禁で1章と2章の区別を無くしたようにも感じられる。条件反射で高揚したし良かったのだけど、新出囃子もバンドアレンジで聴いてみたい。あと何度か残されたステージではどちらを使っていくのだろう?

「Intro」が終わるとメンバーが登場…しかしここは味園ユニバース。味園でのライブではお決まりになっていた客席回遊を今回も2曲目の「X.O」でやってくれた。最後の朝ペシアで披露したこの曲ではメンバー1人ずつに歌割りがあり、Mia→絵莉加→悠香と、歌いながら1人ずつ登場するスタイルが現体制としては新しかったのだけど、今回の味園では会場後方の入り口付近から歌いながら登場し会場を練り歩き、メンバーがフロアにいるぺシストと軽く握手して回るという期待を裏切らないはじまり方で幕を開けました。この曲中は終始フロアで丁寧に握手しながら笑顔で歌い切った3人でした。(握手会がなくなった今では貴重な接触現場です笑)

「X.O」を歌い切りステージに戻ると、次は現体制では初披露で絵莉加ちゃんがリードを取る「Funky Rock」。それまでの湿っぽい雰囲気を吹っ飛ばすように歌う絵莉加ちゃん。1章の振付けであったサビでのハンドクラップも迷いなく客席から聞こえてきた。今回この曲を披露したことでデビューEP『DULCE』からの曲は全て現体制verとして復活したことになる。
更に、1分近く続くテクニカルなドラムソロからはじまった「Rittenhouse Square」は悠香ちゃんリードで初披露。ドラムソロで溜めて溜めてイントロがはじまった時に感じた高揚感は他のぺシストも同様に感じていたようで、方々から熱い歓声が上がった。
正直、ブルージーな黒い楽曲ほどMiaちゃんの声で聴きたいと思っていたのだけど、表現力の幅が増した今の悠香ちゃんがメインで歌うこの曲は、より感情が乗り聴く者の心のに迫るものがあるように感じてとても良かった。この後もしばらくMCなしで「Nothing」「嘘つきなアネラ」「Mistake」「きらめきシーサイド」「海辺のサティ」と、ミディアム・スロウ~アップテンポ、新旧バランス良く立て続けに12曲披露。



MCは”SPICE Tourへようこそ!大阪ただいま!”と元気な挨拶からはじまった。初めて立つ味園のステージの感想を求められたMiaちゃんは天井から下がる球体のライトを指して”広い!なんかぶら下がってる!”というストレートな感想で会場を和ませていた笑
悠香ちゃんは”人は忘れてしまう生き物。だからEspeciaが解散したら忘れてしまうと思う。でもヤシの木を見たらEspeciaを思い出してほしい”と涙声で話す一幕も。Miaちゃんの感想でなごんだ雰囲気から急にネガティブな話題に切り替えたので、次の「トワイライトパームビーチ」に繋げるための話題として大筋を用意してきていたのかもしれない。しかし涙は準備してきたものでもなかったはず。解散を控えた最後の大阪という状況に感極まってしまったのか…。



MCの流れでそのまま「トワイライト・パームビーチ」へ。これもリードは悠香ちゃん。MCでの涙を引きずることなくのびのびと歌っていた。曲の最後ではアカペラでサビを披露し、次に続く「FOOLISH」へとなだれ込む。静まる空間で聞こえてくるのは3人の声のみという状況がこんなにも心地いいとは(ぺシストをディスってるわけではない)。その瞬間味園は3人が生むグルーヴで満たされていました。
アカペラで終わる「トワイライト・パームビーチ」は1章でも披露していたことがあった。そして後に続く曲はほぼ必ず「アビス」だったことも忘れられていないはず。現体制ではまだ日の目を見ることのない名曲「アビス」を解散前にこんな形で解禁されたら…。と、心の中で身構えていたぺシストは私だけではなかったと思う。しかし、次の曲は「FOOLISH」。少し残念のようなホッとしたような複雑な気持ちではあったけれど、それを吹き飛ばすくらいの勢いではじまった「FOOLISH」はいつも以上にカッコよく、痺れた。
ナイトライダー」ではサビの”結局やっぱり掛け違えてる”の振付けが復活。いつも悠香ちゃんがリードの「Boogie Aroma」は今回Miaちゃんがリードを取り、サビでの腕振りは途中から変則的なリズムに変えていた。そして「アバンチュールは銀色に」でぺシスト、いやオタクが冒頭の”I wanna hold you tight tonight”を歌いながら前方に大挙しておしかける。それは完全に1章のノリだった。曲が終わると悠香ちゃんがポツリと”懐かしいですね”と言ったことが強く印象に残っている。確かに1年しか経ってないのに何年も前のことのようでした。


MCでは熱くなったオタクを1度席に戻すと、フロアの片隅をみて”ちぃとぶぅが来てるんですよ”と悠香ちゃん。そう。Especiaの元メンバー、三瀬ちひろと三ノ宮ちかが観客としてフロアでライブを鑑賞していたのです。ライブ前から気付いていた人も多かったはず。(お、推しがフロアにいる…)

新曲「Ternary」の”My life is strange That's all we say”というワンフレーズを手を振りながら歌うように促す。一緒に歌うために練習するも”I wanna hold you tight tonight”の方が声が大きいとダメだしをされる。そうした中で初披露された新曲「Ternary」はハッキリ言ってEspeciaらしくない楽曲。アヴリル・ラヴィーン世代には懐かしさを感じるようなポップ~ロック。アルバム『CARTA』でいうところの「Clover」枠。ぺシストの間でも賛否はあるが、練習の甲斐あってか声も手振りもしっかりやっている人が多かった。
本編最後「No1 Sweeper」で再びオタクが前方に集結する。全編悠香ちゃんがリードで歌っていたこの曲は、各パート3人持ち回りでリードをとるように変更されていた。オタクが熱くならない訳がないのです。




アンコールは悠香ちゃんのリードで初披露の「Bayblues」からスタート。余談すぎるのだけど、私は三瀬ちひろ推しだったので三瀬が歌っていたパートを耳にすると今でも時々ステージに立つ彼女の存在を思い出すのだけど、その三瀬がその時客席にいて、彼女が好きだと公言していた「Bayblues」を聞いているという状況は、本人がどう思っていたかはさておき私は勝手に嬉しくなった。
続いて「YA・ME・TE! 」の3連発…! 今回はメンバー3人が1回ずつリードを交代して3回披露。1回目の絵莉加ちゃん。歌いはじめた時からオタクは再びソファ席の前方へなだれ込む。2回目、イントロが再びはじまった時のフロアの熱狂とざわめきはこの日1番だったように思う。加えてMiaちゃんがリードで歌いはじめ、残る2人は1章の振り付けをゆるく踊りはじめた。こんなに大々的にMiaちゃんコールをするペシストの声を聞いたのははじめて。3回目は誰もが分かっていた悠香ちゃん。コールの大きさもオタク乗りの激しさも増し、マネージャー清水さんも楽しそうにリフトされ (ステージ上でなかなか見ることのないメンバーの呆れ顔が印象的)、ついには客席にいた三瀬とちかぶがリフトされステージに上がる形となったが、会場にいるセキュリティスタッフは止めずに2人をステージに上げた。そのまま2人は困惑しながらも現Especiaに混じり、最後は5人で1章の振り付けを踊る。曲が終わった時には5人横並びで最後のポーズをしっかりキメていた。5人の並びはやはり感慨深い。三瀬、三ノ宮両者困惑してはいたけど、自己紹介を軽くしてしばしトークした後、笑顔でステージを去ったので良い思い出になっていると思いたい。そのまま2人に続いて3人もステージを後にしました。



客電がつかない…!ダブルアンコールがありました。
3人はツアーTシャツを着て再びステージに現れた。着こなしが難しそうなTシャツも、メンバーが着ると不思議とオシャレに見える。バンドは現れず、オケでの「ミッドナイトConfusion (Pureness Waterman Edit)」ではフロアのオタクが絵莉加ちゃんの指示で左右に揺れる。最後はもう1度「No1 Sweeper」を歌って終演。最後はバンドとメンバー横一列になり挨拶をして去っていきました。味園でEspecia、噂には聞いていたものの想像以上の熱さでオタクこと私は感無量です。



大阪が終わりツアーは折り返し、名古屋とファイナルの東京を残すのみ。リリイベもあるにせよ解散に向けてのカウントダウンがいよいよ近づいてる感覚。1秒でも多く脳裏に焼き付けておきたい。こんな異空間でEspeciaを見ることももうないと思うとやはり残念ではるものの、最後の大阪凱旋にふさわしい熱いライブになったのではないかな。



最後にMiaちゃんが”ぶら下がってる”とMCで言っていたアートランプ(というのが正しいのか?)を。確かにぶら下がってる。








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