2017年2月2日木曜日

気になる音楽メモ 1月編


完全に2月に突入しましたが1月の新作で気になるものを。
気分ではじめてるのでこれ1回きりで終わるかもしれないですが、よろしくどうぞ。


Tycho / 『Epoch』





Scott Hansenによるソロプロジェクトかと思ったら現在はライブでのサポートメンバーがそのまま正式加入してバンド編成で活動してるらしいTycho5枚目のアルバム『Epock』。2011年の『Dive』、2014年の『Awake』に続く3部作の3作目です。”タイコ”と読んでいたけど”ティコ”と読むらしい。
アンビエント~エレクトロニカを行き来するよ幻想的な作風だったと記憶していたけど、完全にバンド編成になったことで時折バンドサウンドが前に出ることがあり、ポストロック要素もだいぶ含むようになった。前作より生音が多い。去年の秋ごろからすでに配信でリリースはされており今年に入ってやっとCD化したとか。超カッコいい





Suchimos / 『THE KIDS』






巷のおしゃれボーイズ&ガールズは確実にチェックしているであろうSuchmos2枚目のアルバム『THE KIDS』。
個人的には一応毎回チェックしつつ自発的にライブ行くほどではないくらいの興味なのですが、前作『THE BAY』が早くて音も派手でだったのと比べると、本作はミドルテンポな曲が増えややメロウな感が増した印象です。攻めの姿勢は崩さずとも余裕が出てきたか。CMの影響でお茶の間にも浸透しつつある「STAY TUNE」や1つ前のEPのリード曲「MINT」も収録。普段音楽聴かない層まで浸透しつつあるだけあって説得力のあるカッコよさです。




NINJAS / 『JAP』





ゆるボーカルニューウェイブ?かな。歌詞に意思とかメッセージ性とかを微塵も感じられないところがとても良い。アルバム通して聴いても「結局なんだったんだ…」という気持ちになる。
ここに書くにあたり色々調べてみたんですが、公式サイトに本人達らしき姿は確認できるもののバイオグラフィのページもなければそれらしい紹介文も出てこなくて素性など諸々不明です。音楽性こそ違うもののビジュアルや匿名性を意識するあたりはヴェイパーウェイヴを彷彿とさせるものがある。謎が多いからこそ何だか惹かれるものがある。



Cloud Nothings / 『Life Without Sound』





アメリカのインディーロックバンドCloud Nothings4枚目のアルバム『Life Without Sound』。
前作同様衝動に任せて疾走する系ローファイパンク・エモ路線は変わらずですが、アルバム幕開けの1曲目がピアノを使ったミドルテンポの曲だったり、持ち味の擦れたボーカルも曲調によって使い分けてたりと、バンドとしての幅を程よく広げて新たな側面を見た感じがしました。ミドルテンポの曲が利いて全体的に少し落ち着いたように感じるものの、油断してると一気に加速していくジェットコースターみたいな感覚。
最新アー写を見ると、なんとなく陰気でいつまで経っても垢抜けないビジュアルはあまり変化なくてなんだか安心。高い声でふにゃふにゃ歌う若いバンドが多い中、喉の負担を考えてなさそうな突っ走った歌い方も好感度テンアゲです。










その他聴いて良かった新作



Arto Lindsay / 『Cuidado Madame』


泣く子も黙るArto Lindsay、13年ぶりの新譜…といいつつそこまで詳しい訳ではないのだけど、私が音楽を聴きはじめてから新譜を出すのは初めてです。ジャンルで言い表すことが1番難しいアーティストかもしれない。ロックとかエレクトロニカとかジャンルを超越した、無機質で複雑でヒリヒリするような…。そこに乗る力の抜けて飄々とした歌声。磨き上げられたArto Lindsayというジャンル。




mouse on the keys / 『Out of Body』


インストポストロックバンドmouse on the keysのEP。流麗なピアノをメインに、洗練された電子音、繊細で時々アグレッシブなドラム。全てが計算されつくした美しいアルバムでした…。無機質な美しさ。





Nathan East / 『Reverence』


いかついジャケですがギャングスタラップの人じゃないです。ジャズ~フュージョンをメインに活動するベテランベーシスト。インストだったり歌ってたり。





G.RINA / 『LIVE & LEARN』


ジャケからして80’sディスコブギーだろうと確信して聴いてみたら、予想外に現代のヒップホップ・R&B+ブギー的なアルバムだった。田我流・土岐麻子・鎮座DOPENESSなど、客演が多く豪華。






BONOBO / 『MIGRATION』


極力無駄をそぎ落とした耽美なエレクトロ・ポストロック。先日公開された「No Reason」のMVは日本の引きこもり(引きこもりって日本だけなの?)がテーマになってるらしく、とても独創的な映像世界なので見てほしい。





蜻蛉 / 『TOKYO MAD CAVE』


Apple Musicで偶然発見した蜻蛉(トンボ)というトラックメイカーの1stアルバム。サックスやドラムなど生音が時々現れるの。えらいストイックでディープなテクノバンドだなーと思ったらソロプロジェクトらしい。クラブジャズとか好きな人にも好まれそう。→ Sound Cloud





ENEMIES / 『VALUEBLES』


耽美で静寂なBONOBOに対して、パキパキしたギターメインで展開されるアグレッシブなポストロック。時々頭上を通り抜けるように聴こえてくる透明感あふれるボーカルが清涼剤。残念ながらラストアルバムらしい。






こんな感じです。さて、今回なぜこんなことをやってみたかというと、


①気になった新作を新作のうちに聴きたい(けどいつも追い切れずに忘れがち)
②いつ発売のどの新譜なのか把握するとともに覚えておきたい
③年のはじめで区切りがいいから


という諸々色んな理由でなんとなくやってみました。

旧譜漁ったり、同じものを何度も聴き続けてしまうな性分故、新作に手を出すのがワンテンポ遅れがちでダラダラしてるとそのまま忘れて何か違う新作で記憶が上書きされてしまうことが多いので…。まあ忘れてる時点でその程度だったのかもしれないですが、食わず嫌いせずに細かものも拾って視野を広げたいなと。そういう狙いがあります。ほぼ自分に向けて書いてる感じなので公開するようなもんでもない気もするんですけど…。


気が向いたら毎月やるかもね。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。